
○アクアビート
夏休みの自由研究をかねて、ついに初!別府へ!
1日目は午後に別府に到着し、そのまま向かったのは杉乃井ホテルのアクアビート。
南国リゾートのような室内型プールで、流れるプールや波のプールに大はしゃぎ!
滑り台にも何度も挑戦し、あっという間に時間が過ぎていきました。
旅のスタートから“楽しい!”がいっぱいの1日目になりました。

○わくわく温泉研究
2日目はいよいよ、今回の旅のメインイベント !
夏休み自由研究「わくわく温泉研究」のスタートです!
今回の研究員は、小学2年生のあんちゃん。元気いっぱいの「小さな研究者」です。
まず向かったのは、別府駅の観光案内所「ワンダーコンパス」。
ここでは“温泉名人”が登場し、温泉の泉質の違いや色・匂いが変わる理由など、
別府の温泉の秘密を分かりやすく説明してくれました。
「よし、あんちゃん任せたよ!」
その一言で、あんちゃんのスイッチがオン!
小さな名研究員はノートをぎゅっと抱えて、
いよいよフィールドワークへ出発しました。

○塚原温泉 火口乃泉
まず向かったのは、別府温泉の給湯元のひとつとして知られる 火口乃泉。
あんちゃんは「温泉ってどこからくるの?」という疑問を解き明かすため、さっそく現地調査開始です。
火口乃泉は、まさに大地のエネルギーをそのまま感じられる場所。
立ち上る湯けむりや熱気、硫黄の香り……教科書では見られない
“ほんものの温泉”の姿が目の前に広がってました!

○みょうばん湯の里
次に向かったのは、別府八湯の中でも歴史が深い 明礬温泉 湯の里。
ここでは、昔ながらの方法でつくられる「湯の花小屋」を見学しました。
茅葺きの小屋の中には、湯けむりが立ちこめ、床には白い結晶がびっしり。
これが温泉成分からできた“湯の花”です。あんちゃんは小屋の中をじっくり見回しながら、
「湯の花ってこうやってできるんだ!」
と興味津々。温泉名人から聞いた話と照らし合わせながら、
きちんとノートに書き込む姿は、すっかり立派な研究員!
見学のあとは、名物の 大露天岩風呂 へ。
開放感いっぱいの大きなお風呂に入ると、
明礬特有のやわらかい湯の香りがふわりと広がり、研究員も大喜び。
湯けむりの中で、
「これも泉質がちがうの?」
と、まだまだ探究心が止まりません。

○グランシア別府鉄輪「特別地獄蒸しランチ」
次に「食べる温泉」として向かったのは、
グランシア別府鉄輪の特別地獄蒸しランチ。
温泉の蒸気で新鮮な食材を蒸し上げる、別府の地獄蒸しならではのスタイルです。
蒸し釜の蓋を開けた瞬間に立ちのぼる湯けむりと香りに、
思わず「これぞ温泉の恵み!」と声が出るぐらい。
野菜は色鮮やかで甘みがぎゅっと濃縮され、海鮮はぷりぷりで旨みたっぷり。
素材そのものの味が引き立つのは、温泉蒸しならではの魅力ですね。
ヘルシーなのに満足度は高く、
身体の内側から温泉パワーをいただいたような気分になりました!

○かまど地獄
かまど地獄では、普段スタッフの方が観光客に向けて行っている
名物の「煙体験」を、今回は特別に研究員のあんちゃん自身が挑戦させていただきました。
実際に体験してみると、見ているだけでは分からなかった温泉の仕組みや、迫力を全身で実感。
まさに“研究”だからこそ味わえる、特別な学びの時間となりました。
実際に体験することで、温泉の秘密がより深く理解できた—
そんな貴重なひとときでした。

○鉄輪むし湯
2日目のラストは、鉄輪むし湯へ。
ここでは、床一面に敷きつめられた薬草「セキショウ」の上に横になり、
身体をじんわりと蒸していくという、鉄輪ならではの体験を行いました。
蒸気に包まれると、セキショウの香りがふわっと広がり、
身体の芯から温まっていくのを実感。
まさに“入る温泉”とはまた違う、
“蒸される温泉”という特別な癒しの時間でした。
なお、今回は研究員のあんちゃんは控室で待機!
温泉研究としてしっかり見守り役にまわっていただきました。

○地獄温泉ミュージアム
最終日は、“自分自身が温泉になる” というユニークな体験ができるミュージアムへ。
ここでは、雨水が地中へ染み込み、長い年月をかけて温泉になるまでの過程を、
実際に“自分がその水の一滴になったような気分”で体感できるようになっています。
最初の部屋では、雨水として地表に降り注いだ瞬間からスタート。
そこから地中深くへとしみ込み、
約50年の歳月を経て温泉となって湧き出すまでの旅路が、
部屋ごとに異なる演出で表現されています。
まるで温泉の一生をたどるような、不思議でワクワクする体験でした。

○鉄輪まち歩き&ジモ泉めぐり
ミュージアムを出ると、観光案内所では
私たちに研究員を託された 温泉名人 が笑顔でお出迎え!
そのまま「鉄輪のまち歩き」へレッツゴー!
石畳の路地や湯けむりが立ちのぼる風情ある鉄輪のまちなみを、
名人のガイドとともにゆっくり巡りました。
地元の方ならではの視点で、歴史や温泉文化の話を聞きながらの散策は、
まさに“温泉の街を研究する”という特別な時間。
そしてなんと、今回は 超穴場の“ジモ泉(地元の人だけが知る温泉)” にもご案内いただき、
そのお湯をありがたく GET!
まさに温泉名人ならではのスペシャル体験でした。

○ひょうたん温泉
旅の締めくくりは ひょうたん温泉 へ。
ここは「湯雨竹(ゆめたけ)」という装置を使うことで、加水することなく、
源泉のままのお湯に入ることができる温泉です。
露天風呂、滝湯、砂湯など、さまざまな湯めぐりが楽しめて、
最後まで“温泉の魅力”を全身で味わうことができました。
そして風呂上がりはお待ちかねの 地獄蒸し料理!
温泉の蒸気で仕上げた料理は素材の味がぎゅっと凝縮され、
身体の内側まで元気をチャージしてくれます!
さぁ研究結果の発表のためワンダーコンパスへ向かいます!

○別府駅観光案内所「ワンダーコンパス」にて研究結果発表
観光案内所「ワンダーコンパス」にて研究発表
旅の最後は、観光案内所 「ワンダーコンパス」 にて、研究発表の時間。
今回体験してきた温泉の水をリトマス紙で色をチェックしたり、
泉質・温度・効能を丁寧に記録していきました。
こうして、「温泉研究ノート」 がついに完成!
長い旅の成果を形にできた瞬間に、研究員のあんちゃんも大満足です。
これで、あんちゃん研究員の 夏休みの自由研究 は無事終了。
体験と学びがギュッと詰まった、特別な温泉旅になりました。

○また会う日まで!
今回、東京から別府へお越しいただいたご家族。
「温泉の研究がしたい!」というあんちゃんのご希望をいただき、
小学2年生でも分かりやすく、そしてワクワクできる体験はないだろうか?と、
私たちはすぐに 緊急MTG を開催!
そこで生まれたのが、今回の 「わくわく温泉研究」 です。
あんちゃんのはじけるような笑顔、
そしてお母様やご祖父母さまが楽しそうにされている姿を見て、
この企画をご提案して本当に良かったと心から感じました。
また皆さまにお会いできる日を、スタッフ一同楽しみにしております!
元気でね!研究員のあんちゃん!!!